低用量(低容量)ピル ブログトップ

ピルの普及における誤解 [低用量(低容量)ピル]

ピルが自由に手に入るようになると、若年層の性が乱れると誤解されていませんか?

確かにピルに普及によって望まない妊娠が無くなりますので、若い世代の人たちが気軽に行えるようになるという事実はあると思います。しかし、ピルの本質的な考えを思い出してみればわかる事ですが、望まない妊娠が起きてしまえば中絶という悲しい結末になってしまい、女性側の精神的な負担も大きくなってしまうでしょう。若い世代から中絶を繰り返すのは、将来妊娠して出産する上でリスクが大きいのです。不妊症になる事も考えられます。中絶により女性側の精神的な負担は、月経不順に陥る事さえあります。

ピルの普及により性のモラルが悪くなる事を考える前に、望まない妊娠が起こったときの女性側の負担を考える方が先ではないでしょうか。ピルは本来の使い方は、避妊をするという目的です。この目的がしっかりと理解できていれば、若い世代にピルが普及しても問題なく、女性が避妊に対して自立する事も考えられます。未婚の女性は自分から避妊をお願いする事は難しい事もありますが、自分で避妊が出来れば確実に避妊が成功しますし、安心感も違ってきます。自らの意思で避妊が出来ると分かった女性たちは、それ程愚かではなく、自分を守るために行うのです。外国では女性側はピルで避妊、男性もコンドームで避妊をしあうのが常識です。この方法では避妊が確実なものになるだけでなく、性感染症も防ぐ事が出来るのです。ピルの普及は性に対する関心度を上げ、お互いの体を守るために行う事だという認識が根付いてくると思います。



低用量ピルと不正出血 [低用量(低容量)ピル]

低用量ピルの副作用に、不正出血があります。女性では一番不安になる副作用のひとつでしょう。不正出血は破綻出血とも呼ばれており、おりものシートで間に合う程度の点状出血から、ナプキンを必要とする出血まで様々です。ですが通常、低用量ピルの不正出血は、低用量ピルを服用し始めてから見られ、その後2~3ヶ月ほどで収まってくるようです。

しかし、2~3ヶ月たっても出血が止まらない.出血の量が増えてくる.痛みがひどくなってくる場合には、低用量ピル以外の原因が考えられます。例えば、膣内に傷があるとか、子宮の疾病による可能性もあります。不正出血の量が増えたり、痛みがひどくなってきた場合は我慢せず、必ず病院を受診するようにしましょう。

不正出血の症状がひどくなったり痛みが出てくる場合、服用中の低用量ピルが体質に合わないことが考えられます。他の疾病の原因がなければ、低用量ピルの種類を変更することで症状が改善することがあります。必ず、医師の診察を受けて、指示された通りに服用するようにしましょう。



低用量(低容量)ピル ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。